篠原福祉ネットワーク委員会
令和5年5月20日、篠原地区会館で今年度第1回目の「篠原福祉ネットワーク委員会」が開催されました。
「篠原福祉ネットワーク委員会」は、ミニデイサービス等を行うボランティア活動団体が集まり、地域の取組や各団体の近況報告、意見交換などを行う話し合い・共有の場です(令和5年度は年4回を予定)。
篠原地区の大きな特徴は、自治会ごとに9つの「(高齢者向け)ミニデイサービス」があること。もちろんいずれも、地域住民によるボランティア活動です。ここに、区内の暮らしの困りごとをサポートする生活支援ボランティアグループや認知症キャラバンメイト、障害児余暇支援活動が加わり、全12団体がメンバーとなって、地域の中で起こっているさまざまな事柄について話し合っています。
この日は、地区行事を含めた年間スケジュールについて確認しました。コロナの影響で長らく休止が続いていた各取組が、新たな工夫とともに動き出す様子がうかがえます。そのほかにも「ボッチャをやってみたら、とても盛り上がった」「地区内の高齢者向けにアンケート調査を実施しているのでご協力をお願いします」「キャラバンメイト養成講座を受けてみませんか?」等、さまざまな投げかけや話題で盛り上がり、終始なごやかでわきあいあいとした雰囲気で進められていました。
地域で活動する団体が定期的に集まり、情報共有等ができる「場・機会」が設けられていることでお互いに新しい気づきを得たり、地域の課題を見つけたり、その解決のヒントをさぐったり、アイデアを出し合ったり…。各活動をよりよいものにするため、さらには住みやすい篠原地区づくりのために、ネットワークの強みが発揮されていきます。
※「篠原福祉ネットワーク」のはじまり
平成8年5月、篠原地区社会福祉協議会では「地域福祉の推進」のために、ボランティア登録制度を始めました。自治会ごとに「ボランティアをしている人」「これから始めたい人」を集めてグループ化し、高齢者ミニデイサービス活動をスタートさせたのです。
さらに、グループ同士の交流・連携を促進してよりよい地域づくりを進めるために、各グループから選出された2名の「連絡委員」で組織されたのが「福祉ネットワーク委員会」です。発足から25年あまりが過ぎた現在も、大切な取組として丁寧に継続されています。
篠原地区内の12団体が集まります
最近の取組について紹介
たくさんの話題が飛び出します